1961年(昭和36年)発売の「キングセイコー1st(手巻・秒針規制装置なし)」
諏訪精工舎の「グランドセイコー1st」に対抗して亀戸精工舎から発売された。
当時としては25石の高級機であったが「秒針規制装置」と「歩度証明書」が省略されたことで,グランドセイコーの廉価版として評価されている。
デッドストック状態で,裏蓋の保護シールが僅かだが残っている。
オーバーホール歴はないと思うが,平置きで日差+3秒程度だから(秒針規制はないのだが…)状態は悪くない。
親父が時計店を営んでいた関係で,こんな時計が残っているのである。
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