酒呑み親父のよもやま噺

探求心旺盛な酒呑み親父の随想録

練炭火鉢

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朝起きると屋外に七輪を置いて練炭に火をつける作業が始まっている。
ある程度練炭に火がつくと練炭バサミで練炭を屋内の火鉢にセットする。
母の仕事だったように思う。

練炭火鉢」という暖房器具があった。

時にはここで餅を焼いたりメザシやスルメ烏賊を焼いたりしたものである。

石油ストーブの普及と共に姿を消したが「練炭火鉢」の独特の香りと火鉢の感触は今でも覚えている。
燃えかすの練炭を崩すのも楽しみの一つであった。