【今日の一枚】『ひと夏の経験』山口百恵1974年6月1日リリース（CBSソニー） 「山口百恵」5枚目のシングルである。2枚目のシングル『青い果実』から始まる「青い性典路線」の初期に既に完成されていた曲であり，夏向けシングルとして発売された。 歌詞も，「…

【今日の一枚】『小さな日記』フォー・セインツ1968年10月10日リリース（東芝音楽工業） 「フォー・セインツ」は，1960年代後半に一世を風靡した，カレッジ・フォーク・グループの草分け的存在である。デビュー・シングル『小さな日記』は，総計20万枚の大ヒ…

【今日の一枚】『ヤンキーの兄ちゃんのうた』嘉門達夫1983年7月21日リリース（コロムビアレコード） シンガーソングライターデビューした「嘉門達夫」のデビューシングルである。 当初は自主制作盤であったが、少しずつ話題を獲得し，コロムビアレコードより…

【今日の一枚】『傘がない』井上陽水1972年7月1日リリース（ポリドール） 井上陽水のデビューアルバム『断絶』（1972年5月1日）からリカットされた，彼自身の2枚目のシングルである。 中学生の時に初めてこの曲を聴いた。 世の中で起きている諸問題を考える…

【今日の一枚】『演歌チャンチャカチャン』平野雅昭1977年11月25日リリース（テイチクレコード） 東京・六本木のバー「酒泥坊」でマスターをしていた平野雅昭のデビューシングルである。 平野雅昭は，自分の店でこれらの曲を披露していたが，客として来店し…

【今日の一枚】『昭和枯れすゝき』さくらと一郎1974年7月21日リリース（ポリドールレコード） 1974年10月16日から放送開始された『時間ですよ昭和元年』（TBS系列）の挿入歌として，「細川俊之」演じる「十郎」と「大楠道代」演じる「菊」との居酒屋の場面に…

【今日の一枚】『恋人もいないのに』シモンズ1971年8月5日リリース（ビクター） 「シモンズ」デビューシングルである。「シモンズ」は，大阪府出身の2人グループで，いわゆる関西フォーク系に属する。 デビュー曲は，『あの素晴しい愛をもう一度』になる予定…

【今日の一枚】『B面：てんびんばかり』河島英五1976年6月25日リリース（京都レコード） 大阪府立花園高等学校を卒業後「ホモ・サピエンス」というグループで活動していた「河島英五」が，ソロ・シングルとしてリリースした最初のEPである。 A面は『酒と泪と…

【今日の一枚】『悲しくてやりきれない』ザ・フォーク・クルセダーズ1968年3月21日リリース（東芝音楽工業） 空前の大ヒットを記録した『帰って来たヨッパライ』につぐ，「ザ・フォーク・クルセダーズ」2枚目のシングルである。 2枚目のシングルに予定されて…

【今日の一枚】『恋人試験』松本ちえこ1976年5月25日リリース（キャニオンレコード） 「松本ちえこ」の3枚目のシングルである。 デビュー以来，中々ヒットに恵まれなかった「松本ちえこ」にとって初となる大ヒット曲である。 オリコンチャート最高5位，売り…

【今日の一枚】『俺たちの旅』中村雅俊1975年10月10日リリース（日本コロムビア） 「中村雅俊」の，4枚目のシングルである。B面収録の『ただお前がいい』とともに，1975年10月から翌1976年10月放送の日本テレビ系ドラマ「俺たちの旅」の主題歌・挿入歌に採用…

【今日の一枚】『スモーキン・ブギ』ダウン・タウン・ブギウギ・バンド1974年12月5日リリース（EXPRESS） ダウン・タウン・ブギウギ・バンドが有名になるきっかけとなった楽曲であり代表曲である。作詞者は新井武士，作曲者は宇崎竜童である。累計売上は70万…

【今日の一枚】『子連れ狼』橋幸夫・若草児童合唱団1971年12月25日リリース（ビクター） 小池一雄原作の劇画『子連れ狼』のイメージソングとして発表されたこの曲は，橋幸夫の115枚目のシングルである。橋幸夫にとって1969年の『京都・神戸・銀座』以来2度目…

【今日の一枚】『愚図』研ナオコ1975年9月10日リリース（キャニオンレコード） 「研ナオコ」の9枚目のシングルである。作詞を「阿木燿子」，作曲を「宇崎竜童」が担当している。 1971年に歌手デビュー以来，オリコンチャートでは初のベスト10位以内にランク…

【今日の一枚】『蒲田行進曲』松坂慶子・風間杜夫・平田満1982年10月21日リリース（日本コロムビア） 原曲はプラハ生まれの作曲家ルドルフ・フリムルの1925年のオペレッタ「放浪の王者」の中の『放浪者の歌』である。その旋律に「堀内敬三」が歌詞を付けて，…

【今日の一枚】『黒ネコのタンゴ』皆川おさむ1969年10月5日リリース（フィリップス） 『黒ネコのタンゴ』の原曲は，1969年3月のイタリアの童謡コンテスト「第11回ゼッキーノ・ドロ」で第3位に入賞した曲『Volevo un gatto nero』である。 日本では1969年10月…

【今日の一枚】『旅の宿』よしだたくろう1972年7月1日リリース（CBSソニー） 「よしだたくろう」の4枚目のシングルである。「よしだたくろう」のシングルとしては，唯一オリコンチャート1位を記録したシングルで，彼の代表曲であると共に，総計70万枚という…

【今日の一枚】『走っておいで恋人よ』アリス1972年3月5日リリース（東芝音楽工業） フォークソング史に偉大な名前を残すことになる「アリス」のデビュー・シングルである。リリース当時，「矢沢透」はまだ正式にグループへ合流しておらず，ジャケットには，…

【今日の一枚】『琥珀色の日々』菅原進1981年6月5日リリース（アルファレコード） 「ビリーバンバン」解散後，弟の「菅原進」がリリースしたソロシングルで，サントリー「トリスウイスキー」のCMソングに起用された。 大学生の頃，愛飲したウィスキーが，サ…

【今日の一枚】『およげ！たいやきくん』子門真人1975年12月25日リリース（キャイオンレコード） 1975年に，フジテレビの子供向けの番組『ひらけ!ポンキッキ』のオリジナルナンバーとして発表，リリースされた童謡である。 オリコン史上初のシングルチャート…

【今日の一枚】『青春の詩』よしだたくろう1971年4月25日リリース（エレックレコード） 『青春の詩』がラジオから流れてきたのを聴いたのは，確か中学生の頃だった。その頃は「岡林信康」を夢中で聴いていた頃だったので，この曲の歌詞には，何とも奇妙な感…

【今日の一枚】『白い冬』ふきのとう1974年9月21日リリース（CBSソニー） 北海道出身の山木康世と細坪基佳の二人による「ふきのとう」のデビューシングルである。 「ふきのとう」は，『白い冬』のヒットに続き，1975年2月21日には2ndシングル『南風の頃』を…

【今日の一枚】『若草の髪かざり』チェリッシュ1973年1月25日リリース（ビクター） チェリッシュの通算5枚目のシングルである。売上枚数は28.7万枚を記録している。 中学生の時，学校では，清掃の時間の音楽としてこの曲が流れていた。思えば，何故この曲が…

【今日の一枚】『さようなら』NSP1973年6月25日リリース（キャニオンレコード） NSPのデビューシングルである。 NSPの曲を初めて聴いたのは，中学生の時の文化祭だった。 先輩たちのバンドが歌った『夕暮れ時はさびしそう』という曲であった。早口言葉のよう…

【今日の一枚】『ふれあい』中村雅俊1974年7月1日リリース（日本コロムビア） 日本テレビ系ドラマ『われら青春!』の劇中歌である。 オリコンチャートの登場週数は32週，チャート最高順位は週間1位，累計126.5万枚のセールスを記録した大ヒット曲となっている…

【今日の一枚】『太陽がくれた季節』青い三角定規1972年2月25日リリース（日本コロムビア） 日本テレビ系列で放送された青春ドラマ『飛び出せ！青春』の主題歌として採用されたこの曲は，総計100万枚のヒットを記録している。 この曲を歌った青い三角定規は…

【今日の一枚】『帰らざる日のために』いずみたくシンガーズ1974年（月日不明）リリース（ワーナーパイオニア） 中学生の頃大ヒットした，中村雅俊主演の青春学園テレビドラマ「われら青春！」の主題歌である。 前作に，これも大ヒットしたテレビドラマ「飛…

【今日の一枚】『岬めぐり』山本コウタローとウィークエンド1974年6月1日リリース（CBSソニー） 中学生の頃の大ヒット曲である。 オリコンシングルチャートでは最高5位を記録し、約40万枚ほど売り上げた。「山本コウタローとウィークエンド」としては，最高…

【今日の一枚】『走れコウタロー』ソルティー・シュガー1970年7月5日リリース（日本ビクター） 日本のフォークグループ「ソルティー・シュガー」の2作目のシングルである。発売後，口コミでチャートの順位を伸ばし，最終的に100万枚近いヒットとなった。「ソ…

【今日の一枚】『チューリプのアップリケ』（A面『流れ者』）岡林信康1969年3月5日リリース（日本ビクター） 『チューリプのアップリケ』は，岡林信康３枚目のシングルのB面（A面『流れ者』）に収められた曲である。母親が家出し，父親にもあまりかまっても…