酒呑み親父のよもやま噺

探求心旺盛な酒呑み親父の随想録

プラモデル

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おもちゃ屋の大半をプラモデルが占めていた時代があった。

男の子はプラモデルがうずたかく積み上げられた玩具屋に入り浸っていた。
プラモデルといっても,今のようなロボットものやアニメのキャラクターものは皆無だった。

そのジャンルは太平洋戦争で活躍した「戦闘機」「軍艦」「戦車」などが主流だった。
敵味方を問わず,アメリカの航空母艦エンタープライズ」やドイツの重戦車「タイガー」などにも人気があった。

日本の兵器の中では,「零式艦上戦闘機」の人気も高かったが,中でも子供たちを夢中にさせたのが,旧日本海軍屈指の戦艦「大和」のプラモデルである。

友達よりも少しでも大きな「大和」を作ることが夢だった。
出来上がったプラモデルを持って,近所の川や池で遊んだものである。

終戦から20年以上が経過していたが,時代はまだ確実に「戦争」を引きずっていたのである。

 

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