酒呑み親父のよもやま噺

探求心旺盛な酒呑み親父の随想録

2020-06-01から1ヶ月間の記事一覧

『春夏秋冬』泉谷しげる

【今日の一枚】『春夏秋冬』泉谷しげる1972年4月25日リリース(エレックレコード) この人を抜きにしてはフォークソング史は語れないというシンガーがいる。泉谷しげるは,その中の一人であるということに異論を唱える人はいないだろう。 この曲はスタジオア…

『悲しみは駆け足でやってくる』アン真理子

【今日の一枚】『悲しみは駆け足でやってくる』アン真理子1969年7月5日リリース(ビクター) この曲がヒットしたのは小学生の頃だった。 もちろん歌詞の内容については理解できる年代ではない。ただ,「明日という字は明るい日とかくのね」 という冒頭のひと…

『水色の街』三輪車

【今日の一枚】『水色の街』三輪車1974年7月20日リリース(東芝EMI) 「三輪車」のデビューシングルでもあり,当時かなりのヒットを飾った『水色の街』は,昭和のフォーク史に残る名曲の一つである。 一曲の大ヒットを残して消えていったフォークグループで…

『つくばねの唄』あのねのね

【今日の一枚】『つくばねの唄』あのねのね1975年4月10日リリース(ワーナーパイオニア) わが家には,『つくばねの唄』のEPが2種類ある。右のEPは,「ワーナーパイオニア」からリリースされたものである。左のEPは,「KYOTOレコード」という会社からのリリ…

『22才の別れ』風

【今日の一枚】『22才の別れ』風1975年2月5日リリース(日本クラウン) 日本のフォークソング史を語るときに,避けては通れない楽曲がいくつかあるが,この曲は,その名曲の中の一つだと思う。 元々は,「かぐや姫」のアルバム『三階建の詩』のために書いた1…

『竹田の子守歌』赤い鳥

【今日の一枚】『竹田の子守歌』赤い鳥1971年2月5日リリース(リバティ東芝) 1969年に,フォークグループ「赤い鳥」が音楽コンテストで演奏し注目を集めた。 この曲は複数の被差別部落に伝わる子供の労働歌であり,題名に「子守唄」とあるが正しくは「守り…