酒呑み親父のよもやま噺

探求心旺盛な酒呑み親父の随想録

祝日

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祝日のことを「旗日」と言った時代があった。

祝日にはどの家も玄関先に国旗を掲げた習慣に由来している。
私が子どもの頃には,一家にワンセット国旗があった。
国旗を玄関先に掲げるのは,父の仕事だったように記憶している。

思想的なことはさておき,古き昭和の風景の一つであることには違いない。

いつからか日本人は国旗と疎遠になっていった。
むしろ,意識的に国旗を遠ざけるようになってしまった。
今では「旗日」という言葉は死語となった。