2019-03-10 ふうまん(今川焼き・大判焼き) 昭和 「今川焼き」とか「大判焼き」というのが一般的な呼び方のようだが,私が育った町ではこれを「ふうまん」と呼んだ。焼いた餡子入りの饅頭半分ずつを合わせて作るところから「夫婦饅頭」と呼んでいたのがその語源ということらしい。 粒餡と漉餡の二種類があったが私は粒餡が好きだった。学校から帰ってもらう小遣い10円を持って行ったら「ふうまん」を2個買えたという記憶がある。昭和40年代のことである。 当時の子供たちはこんなもので空腹を満たしながら遊んでいた。そう言えば久しく「ふうまん」を食べていない。