酒呑み親父のよもやま噺

探求心旺盛な酒呑み親父の随想録

ふうまん(今川焼き・大判焼き)

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今川焼き」とか「大判焼き」というのが一般的な呼び方のようだが,私が育った町ではこれを「ふうまん」と呼んだ。
焼いた餡子入りの饅頭半分ずつを合わせて作るところから「夫婦饅頭」と呼んでいたのがその語源ということらしい。

粒餡と漉餡の二種類があったが私は粒餡が好きだった。
学校から帰ってもらう小遣い10円を持って行ったら「ふうまん」を2個買えたという記憶がある。
昭和40年代のことである。

当時の子供たちはこんなもので空腹を満たしながら遊んでいた。
そう言えば久しく「ふうまん」を食べていない。