酒呑み親父のよもやま噺

探求心旺盛な酒呑み親父の随想録

『戦士の休息』(野生の証明のテーマ)町田義人

【今日の一枚】
『戦士の休息』(野生の証明のテーマ)町田義人
1978年8月10日リリース(日本コロムビア

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町田義人」のシングル曲である。
同年に公開された,角川映画野性の証明」の主題歌として使われた。オリコン最高位6位,累計売上29.5万枚を記録している。

人間の証明』に続き,森村誠一角川春樹の依頼により映画化を前提として執筆した原作を,角川書店が映画化したもので,原作には無かった主人公と自衛隊との戦闘シーンが作品後半に追加された。

高校生の頃に封切られた映画である。
薬師丸ひろ子」のデビュー作ということもあって,友達数人で隣町の映画館まで観に行ったという記憶がある。

一人生き残った「高倉健」の扮する味沢岳史が,「薬師丸ひろ子」の扮する長井頼子の亡骸を背負い,押し寄せる戦車と歩兵部隊が待ち受ける中へ単身で突撃してい最後のシーンが印象的で,涙を流しながらスクリーンに観入っていた友達もいた。

薬師丸ひろ子」のデビュー作品であり,「お父さん,怖いよ。何か来るよ。大勢でお父さんを殺しに来るよ」の台詞も有名である。