酒呑み親父のよもやま噺

探求心旺盛な酒呑み親父の随想録

郵便番号

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郵便処理の自動化にともなって郵便番号が導入されたのは,私が小学校の頃だったと記憶している。
導入当時当初,郵便番号は3桁だった。

郵便番号が導入される前は,葉書や封書には宛先の「住所」と「氏名」のみを書いていた。
住所は「都道府県」から書くものだと教えられた。

先方に葉書が届くまでには2~3日以上の日数を要したように思う。

情報伝達手段として一番早いのが「電話」で,次が「電報」そして「葉書」という順番で,現在のように情報網が整備された時代ではなかった。

緊急を要する「訃報」や「合格発表」などは電報が使われていた。
電話は一般的に普及した情報伝達手段とは言えないほどで,普及率は低かったように思う。

それにしても,当時届くのに葉書で2~3日以上の日数を要した葉書でいろいろなやりとりをしたのだと思うと,ずいぶん悠長な時代だったのだろう。

確かに,葉書や封書という伝達手段には「風情」はあるのだが,どうしてもやり取りに「タイムラグ」が生じるため,「心情」の交換手段には向いていない。

現在,郵便番号は7桁となっている。

 

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