酒呑み親父のよもやま噺

探求心旺盛な酒呑み親父の随想録

『北の宿から』都はるみ

【今日の一枚】
『北の宿から』都はるみ
1975年12月1日リリース(日本コロムビア

f:id:yomoyamayomoyama:20201218064652j:plain

都はるみ」の68枚目のシングルである。
140万枚を超える売り上げを記録し,「都はるみ」にとっては,『アンコ椿は恋の花』,『涙の連絡船』に続いて3曲目のミリオンセラーシングルとなった。

また,「第18回日本レコード大賞」及び,「第9回日本有線大賞」の,それぞれ大賞を受賞した。「日本レコード大賞」と「日本有線大賞」のダブル受賞は,史上初の快挙であった。

中学生の時のヒット曲である。
もともと捻り込むようなこぶしで歌う「都はるみ」の曲は好きだった。
あの震えるようなビブラートは,だれにも真似のできない「個性」と言えるだろう。

11枚目のシングル『涙の連絡船』がリリースされたのは,まだ小学校に上がる前のことだったが,意味も分からず口遊んでいたという記憶が残っている。

個人的には,「都はるみ」の曲の中では,『北の宿から』が一番好きである。

日本レコード大賞」受賞の時,涙ながらにこの曲を歌う「都はるみ」の顔が思い出されるようだ。