酒呑み親父のよもやま噺

探求心旺盛な酒呑み親父の随想録

『街の灯り』堺正章

【今日の一枚】
『街の灯り』堺正章
1973年6月25日リリース(日本コロムビア

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堺正章」の8枚目のシングルである。
1973年の「第24回NHK紅白歌合戦」では本楽曲が歌唱された。
また,同年に行われた「第15回日本レコード大賞」では,「作曲賞」を受賞している。

TBS系テレビドラマ「時間ですよ」の挿入歌としても使用され,デビューシングルの『さらば恋人』とともに,「堺正章」の代表曲となっている。

中学生の頃のヒット曲である。
下町の銭湯を舞台にしたホームドラマ「時間ですよ」は,毎週観ていた。

主演の「森光子」をはじめ,「堺正章」や「悠木千帆(後の「樹木希林」)」らが出演しており,「天地真理」や「浅田美代子」の出世作にもなったドラマである。

女湯の女性エキストラ達による「セミヌード」シーンにはドキドキしたものである。

今でもこの曲を聴くと,番組の終盤に,屋根の上で「浅田美代子」と共に,『街の灯り』や『赤い風船』を歌うシーンが鮮明に蘇ってくるのである。