酒呑み親父のよもやま噺

探求心旺盛な酒呑み親父の随想録

『俺ら東京さ行ぐだ』吉幾三

【今日の一枚】
俺ら東京さ行ぐだ吉幾三
1984年11月25日リリース(キャッツタウンレコード)

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吉幾三」の8枚目のシングルである。
同年に発売された,「佐野元春」の『COMPLICATION SHAKEDOWN』とともに「日本語ラップ」の元祖とも言われている。

1985年のオリコンシングルチャートでは年間21位を記録し,売上枚数は35.1万枚の大ヒットとなった。

この曲がリリースされたときには,既に就職していた。
面白い歌だなとは思ったが,この曲も「吉幾三」のデビュー曲『俺はぜったい!プレスリー』と同様の「コミックソング」的な一曲であり,この時点ではまだ,後に彼が現在のような演歌の大御所の一人になるとは思っても見なかった。

吉幾三」の歴史を語る上では避けては通れない一曲であり,そう言う意味では歌謡史に残る一曲と言っても過言ではないだろう。