酒呑み親父のよもやま噺

探求心旺盛な酒呑み親父の随想録

『織江の唄』山崎ハコ


【今日の一枚】
『織江の唄』山崎ハコ
1981年1月10日リリース(キャニオンレコード)

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山崎ハコ」の5枚目のシングルである。
五木寛之」の小説『青春の門』の登場人物の一人,「牧 織江」の立場から歌った曲で,1981年版の 映画『青春の門』(1981年)テーマソングとなった。

作詞を「五木寛之」が,作曲を「山崎ハコ」が担当している。

大学生の頃のヒット曲である。
青春の門』は,大学時代に読んで感動した小説である。
最初の映画化は1975年であり,そこでは「牧 織江」の役を「大竹しのぶ」が演じている。

私が小説『青春の門』に触れた頃,「深作欣二」監督の『青春の門』(1981年版)が制作された。そこでは,「牧 織江」の中学時代を,「杉田かおる」が演じた。

映画を観には行ったが,映画本編では『織江の唄』流れなかったように記憶している。

映画からの帰りに,レコードを買って帰った。
歌詞全体が「台詞」のような歌を,その地方の方言そのもので歌っているので余計に心に染みる。

小説『青春の門』とともに『織江の唄』は,私の大学時代の一ページに燦然と輝く作品としていつまでも心に残ることだろう。