酒呑み親父のよもやま噺

探求心旺盛な酒呑み親父の随想録

『ブルー・ライト・ヨコハマ』いしだあゆみ

【今日の一枚】
『ブルー・ライト・ヨコハマ』いしだあゆみ
1968年12月25日リリース(日本コロムビア

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いしだあゆみ」の26枚目のシングルである。
いしだあゆみ」にとって,初のオリコン週間1位を獲得した代表曲の一つとなった。
累計売上は150万枚を記録するミリオンセラーとなっている。

本曲の作曲を手がけた「筒美京平」にとっても,初のオリコン週間1位を獲得する出世曲となった。
また,横浜のご当地ソングとして代表的な一曲でもある。

小学生の頃のヒット曲である。
当時はまだ私の故郷には高速道路も新幹線もなく,東京とか横浜と聞けば,何だか「外地」のような感覚を覚えたものだ。

小学生だった私には歌詞の内容が難しく,「ブルー」の意を「青い」という意にしか解釈できず,「憂鬱な様子」を表している歌詞だという理解さえできなかった。

テレビから流れてくるこの曲を聴きながら,横浜というところはさぞ「青い光」が美しいところなんだろうなと想像を膨らませていた。

何はともあれ,昭和の歌謡史に燦然と輝く一曲であり,将来にわたって歌い継がれていく一曲であることに間違いはない。