酒呑み親父のよもやま噺

探求心旺盛な酒呑み親父の随想録

『学生街の喫茶店』ガロ

【今日の一枚】
『学生街の喫茶店』ガロ
1972年6月20日リリース(マッシュルームレコード)

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「ガロ」の活動自体は1970年頃からだが,メンバーの入れ替わりなどを経て,1971年におなじみの3人のメンバーで『たんぽぽ』をリリースしてデビューすることになる。

1973年に「学生街の喫茶店」で大ブレイクし,「君の誕生日」,「ロマンス」と立て続けにヒットを飛ばし一世を風靡するまでは,ヒット曲に恵まれたグループではなかった。

『学生街の喫茶店』がヒットしたのは,私が中学生の頃である。
茶店の片隅で,過ぎ去った恋を回想するというシチュエーションが,何となく分かってきたような年頃だったと思う。

今思えば,ごちゃごちゃと昔を回想するのではなく,「なつかしい」と,繰り返し言うだけの歌詞が,中学生にもわかりやすかったのかも知れない。

 

折に触れて,口をつく一曲である。