【今日の一枚】
『貴船川』きくち寛
1980年1月（日付不明）リリース（クラウン）
「きくち寛」というフォークシンガーをご存じだろうか。
1976年キングレコードよりデビューし、1980年日本クラウン移籍して以来40年以上のキャリアを持ち活動は多岐にわたる。
大ヒット曲には恵まれないが、北は北海道から南は九州まで全国でライブ活動を繰り広げながら、パーソナリティーとしてFM局、AM局、コミュニティーFMなどでも過去に幾つかの番組を持ち、インターネットでのネットライブ放送をする。
また学校関連での教育コンサートや校歌なども作る。インターネットの世界で「きくち寛」の歌が「心を癒す歌」として評判を呼び40年間に広まった潜在的なファン以外に多くの新しいファンを獲得している。
大学が京都だった関係で、京都を舞台にした曲をよく聴いていた時期があった。
大学生になった頃だろうか、「京都テレビ」の番組に出演し、『貴船川』を歌った「きくち寛」というフォークシンガーの存在を知った。
いろいろと辛かった時期とも重なったので心に残る一曲となっている。
『貴船川』は、一握りのマニアの間でのスマッシュヒットだったようだが、彼の楽曲の中では一番ヒットした曲ではないかと思う。
この歌を聴いたことをきっかけに、ひとり鞍馬寺や大原三千院のあたりを訪ねたことも，今では良い思い出となっている。
