【今日の一枚】
『河内のオッサンの唄』ミス花子
1976年8月1日リリース(日本コロムビア)
「ミス花子」は,主に大阪で活動する日本の男性シンガーソングライターである。デビューシングル『河内のオッサンの唄』が,80万枚という大ヒットを記録した。
この曲のヒットのために「コミックソング系」の歌手と思われがちだが,もともと「反戦フォーク」を歌っており,現在でも,世相を風刺したラップ調の曲などを発表しているようだ。
高校生の頃のヒット曲である。
それまで,私自身が触れてきた「大阪弁」とはひと味違う,いわゆる「河内弁」に触れた最初であった。
あまりの「品のなさ」から,実際に河内地域からのクレームが出されたという曰く付きの一曲だが,歌詞にストーリーもあり面白い一曲に仕上がっていると思う。
少なくとも,こんな歌はそれまでなかった。
残念ながら,「ミス花子」と言えばこの曲しか思い出さない。
現在でも活動中とのことだが,「一発屋」の感は否めない。