酒呑み親父のよもやま噺

探求心旺盛な酒呑み親父の随想録

『小さなスナック』パープル・シャドウズ

【今日の一枚】
『小さなスナック』パープル・シャドウズ
1968年3月25日リリース(日本ビクター)

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1968年結成のグループ・サウンズ「パープル・シャドウズ」のデビューシングルである。
リリース後,約3ヶ月経ってからオリコンチャートのトップ10に初登場した。

それまでのグループサウンズの曲とは異なり,ムード歌謡的な曲調である。
あらためて聴き返すと,後の「カレッジフォーク」にも通じる一曲だと言うことがわかる。
フォークソング黎明期の一曲と言えるのかも知れない。

小学校の頃のヒット曲である。
歌詞の内容が「スナック」という大人の世界を歌ったものなので,理解はできなかったが,「ぼくが初めて君を見たのは,白い扉の小さなスナック」という出だしのメロデート歌詞だけは,今でも記憶に残っている。

デビューシングルが大ヒットした「パープル・シャドウズ」だったが,ヒットはこの1曲にとどまり,この後グループは自然消滅したようである。