酒呑み親父のよもやま噺

探求心旺盛な酒呑み親父の随想録

『風』はしだのりひことシューベルツ

【今日の一枚】
『風』はしだのりひことシューベルツ
1969年1月10日リリース(東芝音楽工業)

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ザ・フォーク・クルセダーズ」のメンバーであった端田宣彦が,1969年にグループの解散後,「杉田二郎」らと結成した「はしだのりひことシューベルツ」のレコードデビュー曲である。
総計80万枚を売り上げた大ヒット曲となった。

この曲を初めて聴いたのは中学生の頃だったと記憶している。
レコードもその頃入手したものだと思う。

中学生の頃には,この曲が「中学生の愛唱歌集」に掲載されていた。
その時点で,すでに『花嫁』や『四季の歌』等と同様,「懐かしのメロディー」的な扱いを受けていたように思われる。

後の,「岡林信康」らに代表される「メッセージフォーク」や,「かぐや姫」に代表される「四畳半フォーク」以前の,フォークソングの内容自体が,ある意味「健全」な時代を代表する一曲と言えるだろう。