【今日の一枚】
『二十歳の頃』アリス
1974年6月20日リリース(東芝EMI)
「アリス」のシングルの中で,作詞が「なかにし礼」というところが貴重なシングルである。
中学生の頃のヒット曲であるが,歌詞が大人びていたので,それほど身近に感じた曲ではなかった。
当時流行の「四畳半フォーク」に乗っかってリリースされたのだと思う。
「谷村新司」や「堀内孝雄」が作詞・作曲を手がけていなかった時代の楽曲である。
作曲が「都倉俊一」ということで,「スター誕生」の審査員の人だ…と思った記憶がある。
後の「アリス」の歌にくらべると,歌謡曲の雰囲気ではあるが,フォーク史に残る名曲の一つであることに間違いない。
何はともあれ,「アリス」の楽曲の中では,名曲なのだが,マイナーな一曲であると言える。