【今日の一枚】
『しおさいの詩』小椋佳
1971年2月21日リリース(ポリドール)
「小椋佳」のデビューシングルである。
「小椋佳」が高校生の時に,作詞・作曲した曲だと聞くが定かではない。
初めてこの曲を聴いたのは,高校生になってからであった。
それまで「小椋佳」という歌手を知らなかった。
この曲に出会っての後,気をつけて聴くようにはなったが,レコードジャケットには素顔が載っていないし,マスコミに取り上げられるようなこともなかったので,実体は未知のままだった。
初めて「小椋佳」の素顔を見たのは,1976年10月7日に行われた「NHKホール」でのコンサートの映像だった。
こんな人が,こんなしっとりとした曲を歌っていたのかという「ギャップ」を抱いたという記憶がある。
いずれにしても,「小椋佳」は,この曲からスタートしたのである。