酒呑み親父のよもやま噺

探求心旺盛な酒呑み親父の随想録

『なごり雪』イルカ

【今日の一枚】
なごり雪』イルカ
1975年11月5日リリース(クラウンレコード

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「イルカ」の3枚目のシングルである。

かぐや姫」の「伊勢正三」が作詞・作曲した曲で,「南こうせつ」は,『神田川』の次の曲に『なごり雪』をシングルでリリースしたかったようである。
しかし,『赤ちょうちん』が映画化されたため,シングルとしてのリリースはされなかった。

かぐや姫」解散後,「イルカ」によるカバー・バージョンが大ヒットを記録し,世代を超えて歌い継がれている。

中学生の頃のヒット曲であり,ひと言では語り尽くせない思い出の一曲である。

昨夜,この曲のシチュエーションによく似た夢を見た。
古びた田舎の駅で,大きな旅行バッグを持って電車を待っている彼女を見送っているのだ。
何故か,どこへ行くのかは分からないし,彼女も当時のままの彼女だった。

何とかして引き止めたいのだが,彼女があまりに嬉しそうな笑顔を見せているので,言い出せないまま時が過ぎて行った。

しばらくして,電車がホームに入ってきたところで目が覚めた。
彼女を見送らなくてもよかったので,目が覚めてから何となくホッとした。

なかなか歌のように上手くはいかない。