酒呑み親父のよもやま噺

探求心旺盛な酒呑み親父の随想録

『雪の朝』グレープ

【今日の一枚】
『雪の朝』グレープ
1973年10月25日リリース(ワーナーパイオニア

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「グレープ」のデビューシングルである。
『雪の朝』は約8000枚しか売れず,友人らがレコードを買い込んで知り合いに無理に買わせるといった状況であったという。

1974年4月25日に,第2作目のシングル『精霊流し』をリリースし,後に大ヒット曲となるまで,約6ヶ月を要することになる。

中学生の頃の曲である。
「グレープ」というフォークグループを初めて認識したのは,2枚目のシングル『精霊流し』を聴いてからだったのだが,『精霊流し』がデビュー曲ではないということを知って,このシングル盤を探して手に入れたという記憶が微かに残っている。

今聴いても,到底大ヒットするような曲ではないと思ってしまう一曲である。
後に分かったことだが,このデビューシングル『雪の朝』は,約8000枚しか売れなかったということであるから,もしかするとこのレコードは,稀少な一枚なのかも知れない。