酒呑み親父のよもやま噺

探求心旺盛な酒呑み親父の随想録

『兄弟船』鳥羽一郎

【今日の一枚】
『兄弟船』鳥羽一郎
1982年8月25日リリース(日本クラウン

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鳥羽一郎」のデビューシングルであり,代表曲でもある。
「海の男」をテーマにした歌で,海で戦う漁師の兄弟の熱い思いがつづられた楽曲である。累計売上はミリオンセラーを記録している。

この曲で,1985年末の「第36回NHK紅白歌合戦」に念願の初出場を果たし,その後も紅白歌合戦では『兄弟船』を合計7回歌唱披露している。

大学生の頃のヒット曲である。
当時,貨物列車の車両を利用したカラオケボックスが少しづつ見られるようになっていた。
アルコールを飲みながら,順番にステージで歌う「カラオケパブ」もできはじめた頃である。

カラオケに行くたびに,必ず歌った曲のひとつがこの『兄弟船』だった。
こういう熱唱系の演歌は案外歌いやすいのだ。『みちのくひとり旅』とともに,私のカラオケ史を飾る名曲の一つであり,印象に残る一曲となっている。

最近カラオケに行っていないが,この曲を聴くと,やはり当時の血が騒ぐのである。