酒呑み親父のよもやま噺

探求心旺盛な酒呑み親父の随想録

『みちのくひとり旅』山本譲二

【今日の一枚】
みちのくひとり旅山本譲二
1980年8月5日リリース(キャニオンレコード)

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山本譲二」の4枚目のシングルである。
リリース時には,大きな話題とはならなかったが,発売から10か月が経過した1981年6月29日放送のフジテレビ系「夜のヒットスタジオ」で披露したことで一気に人気に火がついたと言われている。
この曲で,この年の「第32回NHK紅白歌合戦」に初出場を果たした。

大学生の頃のヒット曲である。
当時,カラオケが流行り始めた頃で,カラオケのできる「パブ」に行くと必ず,この曲を1回は歌ったものである。

歌詞には「松島(宮城県)」「白河(福島県)」と,離れた地名が2つ現れるのみで,他には「みちのく」を連想させるような描写はない。

私自身も「みちのく」に縁はなかったが,歌詞に描かれた「男心」に当時大学生だった私は惹かれたのである。特に,サビの部分の繰り返しは圧巻である。

今ではあまり歌わなくなったのだが,「21歳の時の記念すべき別れ」の時期とも重なっていたので,印象に残る一曲として記憶に残ってる。