中学校の歴史には,必ずおさえておきたい,いくつかの重要事項・重要語句があります。
そのひとつが,
ヨーロッパの歴史(古代~中世)です。
中学校の歴史的分野では,日本の歴史を中心に学習します。
ところが,室町時代が終わるころ,突然ヨーロッパの歴史(古代~中世)が登場します。
日本の歴史とヨーロッパの歴史が直接つながるのがこの頃なので,ヨーロッパの歴史を日本の歴史に結びつけることが必要になったからなのです。
日本の歴史の他に,ヨーロッパの歴史まで必要なの…と思った人。
心配入りません。
中学校の歴史に登場するヨーロッパの歴史は,とても簡単なのです。
理由は,これです。
※ ヨーロッパの歴史が,日本の歴史とつながるまでの流れを,ダイジェスト版で確認すればよい
実際,教科書では,ローマ帝国が滅んで,日本に鉄砲が伝わるまでの千数百年の歴史を約4~5ページで扱っているのです。
古代からの日本の歴史,約千数百年を教科書1冊ものページを割いて扱っているにもかかわらず,ヨーロッパの歴史の扱われ方は異様(ページ数が少なすぎ)です。
普通に考えたら絶対に不可能ですが,それが何故可能になっているか…。
そう,歴史を省略しているのです。
中学校の歴史に登場するヨーロッパの歴史は,人間で言えば筋肉を削ぎ落とした「骨格」です。
ところが…。
なかなかその「骨格」でさえ,上手くまとめた資料が見あたらないのが現状です。
それらしいものが見つかったとしても,内容的に深すぎたり,浅すぎたり,わかりにくかったりで,今いちピンと来ないものが多いのです。
そう思っていた人には必読のコーナーです。
中学校の歴史で必要なレベルのヨーロッパの歴史の,ど真ん中の資料を作成してみました。
どうですか?
これだけならできそうでしょう?
あとは,何度もこの表を利用して頭にたたき込むだけです!
この資料を使って,ヨーロッパの歴史(古代~中世)の全貌を自分のものにしましょう!
ヨーロッパの歴史は全部言える…という自信が持てるようになればOKです!
※ 模範解答は,下に掲載しています。
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