酒呑み親父のよもやま噺

探求心旺盛な酒呑み親父の随想録

『踊り子』下田逸郎

【今日の一枚】
『踊り子』下田逸郎
1974年10月(日付不明)リリース(ポリドール)

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『踊り子』という曲名を聞くと,村下孝蔵の楽曲を思い浮かべる人が多いと思う。

三浦洸一フォーリーブスの『踊り子』が一番に浮かぶ人は,世代がワンランク上の人である。
しかし,下田逸郎というフォークシンガーに同題名の楽曲があることを知る人は少ない。

 

私は,同題名の楽曲でこれほどの名曲を知らない。

実際にこの曲を聴いたのは,リリースされて数年後,高校生になってからだった。
女性の立場からの歌詞であるが,男性の立場からの歌詞と言っても十分通じる。恋の終わりの複雑で屈折した「心」に性別は関係ない。

大ヒットこそしなかったが,時代を超えて歌い継がれる昭和の名曲の一つと言えよう。