酒呑み親父のよもやま噺

探求心旺盛な酒呑み親父の随想録

『愛と死をみつめて』青山和子

【今日の一枚】
愛と死をみつめて青山和子
1964年7月5日リリース(日本コロムビア

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こんなレコードがあった。

年代から見て,私が小学校に上がる前のリリースである。
このレコードが何故手元にあるのか全く記憶にはないが,曲の出だしのメロディーと歌詞は有名だったので覚えている。

悲しい恋の物語だということは子供心に感じてはいたが,物語の詳しい経緯は後に知った。
ともあれ,とても懐かしい歌である。

以下,Wikipediaからの引用である。

兵庫県立西脇高等学校に通うミコ(大島みち子)は,顔に軟骨肉腫ができる難病に冒されていた。阪大病院に入院した際,同じ病棟で長野県出身の浪人生マコ(河野実)と出会い,互いに18歳のタイガース・ファン同士で意気投合し,文通を始める。

その後,ミコが京都の同志社大学,マコが東京の中央大学へ進学してからも文通は途切れず,ミコの病気が再発して再入院した後も,マコは夏休みに大阪駅ホームのビール売りのアルバイトを続けてミコを励ます。

夏休みが終わって,東京に戻ったマコとの文通が闘病生活の大きな支えになっていく。マコはその後もアルバイトをして長距離電話で励ましたり,旅費を工面して阪大病院を訪れるなどし,2人の愛は深まるばかり。

しかしミコは手術で顔の半分を失い,さらに病気は悪化していく。そして,マコの22歳の誕生日の前日に,自らのメモリアルデーを刻んで,この世を去って逝く。