【今日の一枚】
『きみの朝』岸田智史
1979年3月21日リリース(CBSソニー)
「岸田智史」の8枚目のシングルである。
1979年にTBS系列のテレビドラマ「愛と喝采と」で,ドラマの挿入歌としてこの曲を歌い大ヒットした。
大学生の頃のヒット曲である。
1976年にCBS・ソニーから『蒼い旅』で歌手デビューしているのだが,ほとんど売れなかったようである。
「岸田智史」は,この『きみの朝』でデビューしたのだと思っていた。それまでに7枚ものシングルをリリースしているとは知らなかったくらい,『きみの朝』は強烈だったという記憶がある。
フォークギターを抱えて,自分が作詞・作曲した歌を歌うというスタイルではあるが,曲は「フォークソング」ではなく,当時で言う「ニューミュージック」の部類に入るのだと思う。
「フォークソング」と呼べるのは,「かぐや姫」あたりまでではないだろうか。