酒呑み親父のよもやま噺

探求心旺盛な酒呑み親父の随想録

『メモリーグラス』堀江淳

【今日の一枚】
『メモリーグラス』堀江淳
1981年4月2日リリース(CBSソニー

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堀江淳」のデビューシングルである。
デビュー曲ながら,1981年のオリコンチャート週間3位まで上昇,53.4万枚を売上げ,1981年度の年間ランキングは18位を記録している。
堀江淳」の最大のヒットシングルである。

大学生の頃のヒット曲である。
フォークソングと言うより,時代的には「ニューミュージック」のジャンルに属するのだろうが,テレビではギターを弾きながら歌っていた。
甘い声で,舐めるように歌うところに,他に類を見ない特徴があった。

フォークギターを抱えて,自分が作詞・作曲した歌を歌うというスタイルは,この歌あたりが最後であったように思う。

残念なことに,「堀江淳」と聞いて思い出すのはこの曲だけである。
一曲の大ヒットを残して,後が続かず消えていった歌手は多い。「堀江淳」もそんな中の一人だったのかも知れない。