酒呑み親父のよもやま噺

探求心旺盛な酒呑み親父の随想録

『かりそめのスウィング』甲斐バンド

【今日の一枚】
『かりそめのスウィング』甲斐バンド
1975年10月20日リリース(東芝ENI)

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甲斐バンド」の3枚目のシングルである。
2枚目のアルバム『英雄と悪漢』び収録された曲で,その先行シングルとしてリリースされたものである。

中学生の頃のヒット曲である。
デビューシングル『バス通り』,セカンドシングル『裏切りの街角』とは路線を意識的に変えたい一曲である。

デビューシングル『バス通り』から『裏切りの街角』へと,いわゆる「フォークロック」路線から「ロック」に近い雰囲気になってきたなと思っていた矢先,初めて『かりそめのスウィング』を聴いた時には痺れた。

甲斐バンド」の「音楽の幅広さ」とでも言おうか,「凄さ」を思い知ったような一曲であった。
個人的には,この頃までの「甲斐バンド」が好きだし,3枚のシングルの中ではこの曲が一番好きである。

今でも時々,カラオケで歌うことがある。
甲斐バンド」の曲の中では,静かなアップテンポの曲なのだが,「甲斐バンド」を代表する一曲であることに間違いない。