酒呑み親父のよもやま噺

探求心旺盛な酒呑み親父の随想録

『たそがれの銀座』黒沢明とロス・プリモス

【今日の一枚】
『たそがれの銀座』黒沢明ロス・プリモス
1968年5月(日付不明)リリース(日本クラウン

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黒沢明ロス・プリモス」の8枚目のシングルである。
デビューシングル『ラブユー東京』が大ヒットし,
1968年1月に創刊されたオリコンでは創刊号(1968年1月4日付)から2週連続第1位を獲得した。

1968年4月29日発売のオリコンHOT100には、『ラブユー東京』『雨の銀座』『ラブユーいとはん』『たそがれの銀座』の4曲がランクインしている。

銀座シリーズ第2弾『たそがれの銀座』は,発売と同時にオリコンに登場した。
この曲で同年の「NHK紅白歌合戦」に出演している。

小学生の頃のヒット曲である。
もちろん,当時小学生の私がこのレコードを聴いていたわけではない。

大学生の頃,一時期「ムード歌謡」のジャンルに凝ったことがあった。
グループの名前が,「○○と△△△」のように,最初にリーダーの名前が入ったグループが歌う曲を,可能な限り片っ端から聴いていたのである。

その頃,心を打った曲の一つが,この『たそがれの銀座』だった。
大学が京都だったので,このレコードは,四条河原町あたりのレコード店で買ったと思う。

久しぶりに聴いてみたが,やはり良い歌はいつ聴いても良いものだ。
昔を思い出しながらレコードを聴くというひと時は至福の時間に相違ない。