酒呑み親父のよもやま噺

探求心旺盛な酒呑み親父の随想録

『サラダの国から来た娘』イルカ

【今日の一枚】
『サラダの国から来た娘』イルカ
1978年3月25日リリース(クラウンレコード

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「イルカ」の7枚目のシングルである。
なごり雪』や『雨の物語』までのヒットには至らなかったが,「イルカ」の代表曲の一つとなった名曲である。

高校生の頃,リリースされた曲である。
デビューシングル『あの頃のぼくは』以来,3枚目のシングル『なごり雪』,6枚目のシングル『雨の物語』と,作詞・作曲を「伊勢正三」が担当したいわゆる男女の「別れ」を描いた曲がヒットしていた。

そんな中で,この一曲は「イルカ」のイメージを一新し,「イルカの世界」を確立した一曲であると思う。

「イルカ」というシンガーは,こんな独特の世界を持っているのかと印象つけた一曲となった。

確かに,大ヒットしそうな雰囲気の歌とは言えないと思うが,「イルカ」ならではの「メルヘン」の世界の中に,男女の出会いを歌い込んだ名曲なのではないかと思う。

当時の私にとって,印象に残る一曲となっている。