酒呑み親父のよもやま噺

探求心旺盛な酒呑み親父の随想録

『Anak(息子)』Freddie Aguilar

【今日の一枚】
『Anak(息子)』Freddie Aguilar
1978年9月1日リリース(ポリドール)

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フィリピンの歌手「フレディー・アギラ」がリリースした曲である。
原曲の歌詞は「タガログ語」で歌われている。

1977年に,フィリピンで,「フレディー・アギラ (Freddie Aguilar)」 の自作自演のこの曲がヒットした。「Anak」とは、タガログ語で「わが子」という意味である。女の子も "Anak" と呼ぶようだ。

原詞の内容は,親が息子がよからぬ道に進むことを嘆く内容で,「フレディー・アギラ」自身が,親にわびる気持ちで書いたものだと言われている。

高校生の頃のヒット曲である。
タガログ語のため言葉の意味はわからないが,強く惹かれる何かがある曲で,1978年7月にNHKの「ニュースセンター9時」で2度にわたり紹介された。

同年9月1日に「フレディー・アギラ」の原曲と「アシン」(英語版)のカバー,「杉田二郎」の日本語版カバーが同時発売され,同年9月10日には「加藤登紀子」の日本語版カバーが発売されている。

この一曲を残して「フレディー・アギラ」の名は,日本のマスコミから姿を消したが,今でもフィリピンでは音楽活動を続けているようである。