酒呑み親父のよもやま噺

探求心旺盛な酒呑み親父の随想録

『愛の終りに』音つばめ

【今日の一枚】
『愛の終りに』音つばめ
1981年5月(日付不明)リリース(ポリドール)

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1978年から1986年にかけて活動していた日本のフォークグループ「音つばめ」(おとつばめ)の5枚目のシングルである。

大学生の頃のある夜,下宿で一人で飲んでいると,テレビ放送の終わる間際に「音つばめ」による演奏の映像とともに流れてきたのがこの曲だった。

一人の女性の心が変わっていく様子。愛が終り,別れる事への恐怖。そして,「別れても信じられる心を持ち続ける方が幸せ」と自分に言い聞かせるという女心。
一回聞いて感動し,レコード屋へと走ったという記憶がある。

1年後の1982年には,「高田みづえ」にカバーされて大ヒットしているから,楽曲は日の目を見た形となったが,「音つばめ」によるオリジナル自体は,残念ながらそれほどヒットしなかったのだろう。

必ずしもヒットした楽曲だけが「名曲」ではない。こうして,時代の中に埋もれていったグループの中にも「名曲」が隠れているのである。