酒呑み親父のよもやま噺

探求心旺盛な酒呑み親父の随想録

『四季の歌』芹洋子

【今日の一枚】
『四季の歌』芹洋子
1976年8月21日リリース(キングレコード

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『四季の歌』といえば,1976年にリリースされ,80万枚のヒットとなった「芹洋子」版が一番知られているだろう。
しかし,実はその4年前に,「いぬいゆみ」版と「片山知子」版の『四季の歌』がリリースされていたのである。

「いぬいゆみ」版(B面『さよならを言う前に』)
1972年2月25日リリース
オリコン週間チャート最高48位,セールスは10万枚。

「片山知子」版(B面『気楽に行こうよ』)
1972年(日付不詳)リリース
作者不詳の歌としてリリースされる予定だったが,同時期「いぬいゆみ」版のビクター(RCA)が作詞・作曲者に「荒木とよひさ」をクレジットしたため,「片山知子」版にも「荒木とよひさ」の名が入ったと言われている。

1972年と言えば,ちょうど「フォークギター」に興味を持ち始めた頃で,メロディーも覚えやすいし,3つのコードで演奏できる曲なので,入門の一曲として練習していたという記憶がある。

数年後に,「芹洋子」版で大ブレイク。大ヒットしたが,『四季の歌』と言えば,どうしても「いぬいゆみ」版か「片山知子」版の方が懐かしく,オリジナルだな…という気になってしまうのである。