酒呑み親父のよもやま噺

探求心旺盛な酒呑み親父の随想録

『十七歳』南沙織

【今日の一枚】
『十七歳』南沙織
1971年6月1日リリース(CBSソニー

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南沙織」の歌手デビュー・シングルである。
レコード・ジャケットでは,蟹の絵がプリントされているシャツを着ているが,これは南自身が7月2日生まれの蟹座であることに由来するということだ。

1971年の年末には,「第13回日本レコード大賞新人賞」・「日本歌謡大賞放送音楽新人賞」・「新宿音楽祭金賞」など様々な賞を受賞したほか,NHKの「第22回NHK紅白歌合戦」にデビューからわずか半年で出場歌手に選ばれ,紅組のトップバッターを務めている。

小学生の頃のヒット曲である。
当時の小学生にとって,「沖縄」といえば,まだ「異国」の雰囲気の漂う地名だった。

まだ沖縄が,日本に返還されていなかった頃だったと思う。
沖縄出身の歌手というだけで,何となく外国の人のような感じを持っていた。

当時の感覚で「十七歳」といえば,ずいぶん大人の歌だな…というイメージでこの曲を聴いていたという記憶がある。