酒呑み親父のよもやま噺

探求心旺盛な酒呑み親父の随想録

『さらばシベリア鉄道』太田裕美

【今日の一枚】
『さらばシベリア鉄道太田裕美
1980年11月21日リリース(CBSソニー

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太田裕美」の19枚目のシングルである。
作詞を「松本隆」が,作曲を「大滝詠一」が担当している。

太田裕美」のシングルとしての発表時,オリコンチャートランキングは最高で70位留まりだったものの,「大滝詠一」にとっては作曲家として初めて100位以内にランクインした曲となった。

大学生の頃のヒット曲である。
後に,1981年3月21日にリリースされたアルバム『A LONG VACATION』からのシングル・カット曲として,「大瀧詠一」自身がナイアガラ・トライアングル『A面で恋をして』との両A面でリリースした。

ところが,「大瀧詠一」の『さらばシベリア鉄道』は,「太田裕美」のそれと,微妙に歌詞の符割が違っているのである。

昭和の音楽史に残る名曲なので,甲乙はつけがたいが,個人的には大滝詠一の歌う『さらばシベリア鉄道』の方が雰囲気があり好きである。